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第二話~出会い~
私はいつの間にか眠ってしまっていたらしい。
目が覚めた時、空は紅く染まり始めていた。
当たり前だけど、朱希さんの姿ももう無かった。
ガラガラガラ───
扉を開ける音がした。
誰だろう。
お見舞いの人なんて来ないはずなのに…。
気になって扉の方を向いた。
其処にいたのは、知らない男の子。
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