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さ「どうして良いかもう分からなくなって。だから私、フェンスに登って…」
要「アイツ…ふざけやがって」
さ「そしたらクラッと来て、目が覚めたらベッドに…高い所平気なんだけどな」
要「違う。さくらの話からするに、お前は不和と話す前からずっとバルコニーで太陽の光浴びてたんだ。だから立ちくらみを起こして、更にぶら下がってる間も光を浴び続けた。で、熱射病になった」
え…。熱…射病…?
さ「だからあの扇風機か…」
要「つうか、無茶するなよ。お前がバルコニーからぶら下がってんの見て、まじで心臓止まるかと思ったんだぞ」
さ「ごめん…」
結局、また要に心配をかけてしまった。
駄目だなぁ私。
要「でも」
さ「?」
要「お前のその気持ちは、すげぇ嬉しい」
そう言って、要は微笑んだ後私に軽いキスをした。
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