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貴「要…大丈夫?」
暑さや苛立ち、疲労からもう話す気にもなれない。
英「あははっ。要が不機嫌だー」
要「…」
貴「凄いな英士は。今の要に冗談言えるんだから」
俺らは重たい荷物を持ち、ただひたすら別荘を目指す。
女1「ねぇねぇ君達」
不意に声をかけられ振り返ると、俺達の後ろにオープンカーに乗った女が4人いた。
皆格好が派手で、いかにも遊んでますって感じだった。
そのうちの1人が、車を降り近付いてきて俺の腕を触った。
女1「君達皆イケメンだねー。モデルさんみたい」
俺は触られた腕を払い、無視をして歩き出す。
普段なら何か言うかもしれない。でも今はもう、早く別荘に戻りたいという気持ちしか俺には無かった。
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