第20話

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女1「拗ねてるの?私君でも大丈夫だよー?カッコイイし。あ、君でも良いかも。可愛いから」 そう言って仁と勇の前に行く女。 その言動に我慢ならなかった俺は、ついに口を開いた。 要「男なら誰でも良いって…あんたら見た目だけじゃなくて、中身も軽いんだな」 と。 女1「はぁ!?」 貴「要ったら、いくらそうでも本当の事言ったら可哀相だって」 女2「なっ!?むかつくコイツら!」 英「良かったー。やっと諦めてくれたみたい。もう少しで俺、お姉さん達の事殴っちゃう所だったよ」 俺と貴久の言葉に切れていた女達は、笑顔の英士の言葉に顔を強張らせた。 女2「いっ…行こう」 女1「……」 英「えへへ」 英士の笑顔が駄目押しになり、女達はそのまま走って戻り車を出して去って行った。  
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