第22話

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要「…つうか何でこんな暗いわけ?」 6時ならまだ明るいだろ。 要「…さくら?」 今まで近くにいたから見えたさくらが見えない。 さ「要っ!」 要「?」 さくらの声がした方を見た瞬間。 要「っ!」 パッと一瞬で部屋が明るくなった。 眩しくて、目が慣れるまで少しかかったが、慣れた瞬間俺は目を丸くした。 今まで暗闇で何も見えなかった俺の視界。 でも今は…立って俺を見ている皆が見える。 さ「要!ハッピーバースデー!!」 さくらがそう叫び、手に持っていたクラッカーを鳴らすと、次々に皆も鳴らし始めた。 要「……」 渚「あらら?驚いて声が出ない?」 渚がきゃっきゃと笑いながら、俺に近付いてくる。  
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