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要「…つうか何でこんな暗いわけ?」
6時ならまだ明るいだろ。
要「…さくら?」
今まで近くにいたから見えたさくらが見えない。
さ「要っ!」
要「?」
さくらの声がした方を見た瞬間。
要「っ!」
パッと一瞬で部屋が明るくなった。
眩しくて、目が慣れるまで少しかかったが、慣れた瞬間俺は目を丸くした。
今まで暗闇で何も見えなかった俺の視界。
でも今は…立って俺を見ている皆が見える。
さ「要!ハッピーバースデー!!」
さくらがそう叫び、手に持っていたクラッカーを鳴らすと、次々に皆も鳴らし始めた。
要「……」
渚「あらら?驚いて声が出ない?」
渚がきゃっきゃと笑いながら、俺に近付いてくる。
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