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さ「楽しかった?」
パーティーが終わって、皆が部屋に戻って行った。
俺達に気を遣ってくれたんだろう。食堂にはさくらと俺の2人だけになった。
要「ああ…楽しかったよ」
皆でだいたいは片付けたが、まだパーティーの余韻は残っている。それを、さくらが片付けていた。
俺も手伝おうとすると、要は主役なんだから駄目とソファーに俺を座らせた。
さ「良かったぁ。聞いたの前日だから、本当焦っちゃったよ。でも、皆のおかげで要を喜ばせる事が出来た」
要「隠してたわけじゃないんだけど…黙ってて悪かった」
そう謝る俺に、さくらは笑顔を向けた。
さ「もう良いよ。来年も誕生日あるしね」
と言いながら。
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