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さ「あのね……つは…」
水の音でさくらの声が途切れ途切れになる。
だから俺も、流しに行きさくらを後ろから抱きしめた。
要「ん?何?」
さ「にゃ!耳っ…耳元で囁かないでっ」
要「で?さっき何て言ったの?」
俺はさくらの照れをスルーして、さっき何を言ったかを確認する。
さ「や…だから…ね?とりあえず…離れてクダサイ」
要「はは。片言になる位テンパるなよ」
煙を出してさくらが倒れない様に、俺はそっとさくらから離れて冷蔵庫へ向かう。
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