第24話

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要「だから、しようか」 さ「え?何を?」 私は話について行けず、ソファーに座ったまま要をキョトンと見る。 そんな私を見て、要は笑いながら私の前にやってきた。 私の両足を、挟む様に膝立ちして。 要「予行練習」 さ「ンンッ!!」 低い声でそう言うと、要は私に深いキスをしてきた。 ふいを付かれた形となった私は、若干パニックになりながら、要のキスに応える。 要「キス…上手くなったな」 さ「ハァ…要が…ハァ…教えてくれたんだよ…」 私の首に、要の唇が移動して行く。 さ「っ…」 要「あんま声出すなよ?」 はっ…そうだよ! 上には皆がいる。 そう思った私は唇を軽く噛んだ。 要「良いね、その顔。啼かしたくなる」 ドSの顔をした顔は、私の胸に手を置いた。 さ「ねっねぇ要!予行練習って…?」 要「お前が俺を誘うから…触りたくなった」 そう言った要の表情が色っぽくて、私は体の力が抜けた。 そして、要はそんな私の体に触れていき、私の体を熱くしていった。  
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