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女1「まじでいたー!」
車から降りてきたらしい女の人が、私達をおっかけて浜辺にやってきた。
女1「昼間はどーも」
格好が派手な女の人は、要にそう挨拶をする。
さ「昼間?」
昼間って何?
要「ここ。プライベートビーチなんだけど」
要が怒った表情で女の人に言う。
あ…そうだよね。
愛
って愛言ってた。
て事はこっから別荘が見えるから、ココまだ愛の家のプライベートビーチなんだ。
なんでこの人普通に入ってきてるの?
男1「コイツか?むかつく男って」
男2「女連れか。どーみても合宿じゃねぇよなー」
男3「確かに」
女の人の後ろから、男3人がやってきた。
ガムを噛んでいる黒く焼けた男。
車の鍵を指でチャラチャラと回す茶髪の男。
3人の中で1番背が高い金髪の男。
つうか真面目に合宿だし。何なんだこの人達。
私が癖でじっと見ていると、女の人が笑い出した。
女1「もしかして…あんた彼女?」
さ「…そうですけど」
私は要の腕にきゅっと掴まり、女の人を見る。
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