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女「いったーっい!何すんのよアンタ!」
私に叩かれて切れた女の人は、頬を押さえて私に怒鳴りちらす。
女1「だいたい私のナンパを断っといて、こんな女が彼女だなんて…ちょっと聞いてんの!?」
さ「…言いたい事はそれだけ?」
私は女の人にそう言うと、掴まれていた腕を反対に捻り、逆に男の人を捻りあげる形をとった。
要「…さくら…」
力で敵わない事は分かっていたけど…すぐに私の手は金髪男によって振り払われた。
さ「要っ!」
私は要の元に駆け寄る。
要もそれを見て、羽交い締めにしていた茶髪男の隙を付き、私の元へと走ってきた。
女1「追ってよ!!」
かなり切れていた女の人が後ろでそう叫ぶのが聞こえる。
砂浜に足を取られながらも、ダメージを受けている要を支えながら私は別荘に向かって走った。
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