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要「さくら…先に行け」
さ「何言ってんの!」
要をちらっと見ると、口は切れて血が出てるし、手はお腹を押さえていた。
相当お腹を殴られたんだ…。
要「さくら…平気か?」
さ「女の人に殴られるのは平気!あんなんで泣いてちゃ、要の彼女勤まんないからね」
私がニヤッと笑うと、要もフッと笑った。
男3「捕まえったー」
さ「きゃあっ!」
さっき私を掴んでいた金髪男が、私の肩に手を置いてきた。
男3「おらコッチ来いよ!」
さ「いやあ!」
抵抗したため私はバランスを崩し、前に倒れこんだ。
さ「いった……」
男3「うわぁぁあっ!!」
さ「……へ?」
私の肩が軽くなり、痛そうな男の声が聞こえてきたので、思わず顔をあげた。
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