第25話

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要「…何で」 さ「……」 私は驚きのあまり言葉が出なかった。 男2「何だこいつ」 女「あーーっ!アンタ…!」 遅れてやってきた女の人が叫ぶ。 英「俺の仲間に何してんのー?」 私の肩を掴んでいた金髪男を蹴り飛ばしたのは、英士先輩だった。 英「さくらちゃん大丈夫?」 英士先輩は私を背中から包み込み、倒れ込んでいた私をひょいっと立たせてくれた。 さ「あ…ありがとうございます。でも英士先輩…何で…」 私の膝に付いた砂をパンパンと叩いて落としてくれている先輩に、動揺を隠せない口調で尋ねた。  
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