第25話

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英「食堂には帰れないからって、広い男部屋で皆で遊んでたんだ。で、バルコニーにいたみちるが浜辺で遊ぶ要とさくらちゃんを見付けてね」 うわぁお…何て恥ずかしい事実。 英「で、暫く皆で微笑ましいねって見てたら車が見えて、で絡まれ出したからさ。俺達代表で来た。美夏には許可取ったから安心してー」 さ「じゃあ…」 恥ずかしい事実のお陰?で、私達助かったんだ。 ん…? 俺………達? 圭「はぁーどっこいしょ。浜辺走り難いなぁ全く」 さ「圭!?」 おばさんの様な言葉を発しながら、圭がやってきた。 圭「さくら大丈夫?」 英「危ないから俺1人で大丈夫って言ったんだけどね、さくらちゃんは友達だからって付いてきちゃった」 さ「圭……」 私は圭に抱き着いて、お礼を言った。 さ「圭…ありがとう」 圭「おーよしよし。さて。さくらを叩いたのはアンタだよね?」 私を抱きしめたまま、圭が女の人に話しかける。 その声は、普段明るい圭の声ではなく、低くて鋭い声だった。  
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