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「おぉ、そうか、協力してくれるんだな。ボナパルド君から聞いているよ。
君が“リーフォン・ラウール”だな」
「はい」
「今ちょうど連続発砲事件を捜査するグループを発足した。君もそこに協力してくれないか?」
「もちろんです。そのために来たんですから」
シェイカー、本名リーフォン・ラウールは、コンガとボンゴが発足させたグループの会議室へ向かった。
会議室でグループの50人を待つコンガとボンゴは、事務用の椅子に座り話をしていた。
「なぁコンガ? 俺はドラコ様からオーガの血をもらったんだけど……お前は?」
「俺か? 俺はアニーウェ。
…………すまん。屁がしたくなった」
「や、やめろ! 毒ガスで死んじまう。外でやれ」
「ハハハハ、冗談だよ。んなことよりムリウィンド家は調べたか?」
「あぁ。その名字の人間は、ヴィン・クロードに3件、クラン・クロードに8件、ロアーム・ゼムトに6件、ガフト・ゼムトに10件あることがわかったよ」
「そうか、じゃぁ先にゼムトを中心として調べよう。
お前はここをまとめろ。俺がムリウィンド家を調べる」
「わかった。じゃぁな」
コンガは会議室をあとにし、ボンゴだけが残り、ちょうどそこにリーフォンと50人が到着した。
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