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ブオーッっと言う音とともにバスが到着した。バスが起こした風は以外と強く、二人に吹き付ける。
急いでバスに乗る二人。
「ふーっ、あったかーい」
ぬくぬくしたバスの空間に満足の亜希。口には出していなかったが寒さを我慢してたらしい。
通路を挟んだ隣の席に愁は座っているのだが、乗ってからまだ数分というのにもう目を閉じて寝ている。
それを見て亜希はクスリと笑う。
バスの席がふわりとしていてとても心地良い。
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