1㎞~登校~

5/12
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
ブオーッっと言う音とともにバスが到着した。バスが起こした風は以外と強く、二人に吹き付ける。 急いでバスに乗る二人。 「ふーっ、あったかーい」 ぬくぬくしたバスの空間に満足の亜希。口には出していなかったが寒さを我慢してたらしい。 通路を挟んだ隣の席に愁は座っているのだが、乗ってからまだ数分というのにもう目を閉じて寝ている。 それを見て亜希はクスリと笑う。 バスの席がふわりとしていてとても心地良い。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!