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購買で買ったおにぎりを頬張りながら未夏子たちが教室に戻ってきた。 『今が昼休みなのにさ、さっきの休み時間にツナマヨ売り切れたとかまじでアリエナイからっ!』 いつもは優しさ神様レベルの未夏子だが、食べ物の事になるとすぐにむきになる。 『未夏ってさ、ほっそいのによく食べるよね!!笑』 彩花の言うとおり… あっ、バイトの話が流れた!!! だから未夏子って大好き。 いやぁ、未夏子本当大好きだったよ。 華奢で可憐で、学校でも外でも誰にでも優しくて、優しい子の代表だった。 この頃は。
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