第二章~日常×非日常~

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おやっさんは少し呆れながら続ける。 『銃剣みたいだな。遠近両用武器ってとこか?』 『いや、俺も初めはそう思ったけど違うみたいです。この刃、多分弾の代わりに飛ぶんですよ』 これなら首ぐらいならはねれそうですよね、とユウは付け加える。 しかしどう考えても首をはねるより脳に風穴を開けた方が早い。 殺すだけならわざわざこんな不便な物を使う必要はない。何かしら理由があるだろう。 ……といっても、既に仮ではあるが答えは出ているのだが。
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