四話

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謙一「あー…、コイツあだ名付けるの好きみたいでさ」 テンリが困惑していると謙一が説明した。 テンリは嫌な感じはしなかった。 寧ろ、天界では有り得ないことだったので新鮮だった。 光麒「嬉しいですか?」 テンリ「え?」 ふいに光麒が聞いてきた。 テンリ「分かってんだろ?」 にこやかに訊ねてきた光麒はおそらく…いや、分かっている筈だ。 光麒「はい。では食堂へ行きましょう」 椅子から立ち上がろうとすると、いつも通り光麒はテンリの椅子を引いた。
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