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父親も通ってきた道だ。
自分だけ断る事は出来ないだろうと思った。
「マラウェン様、私もテンリ様と共に地上界へ行きたいのですが」
突然光麒がそう言った。
「そうだな…テンリのサポート役として同行してもらおうか」
「有難うございます」
光麒は深々と腰を折り感謝の意を込めて礼をした。
「光麒…本当にいいのか?」
テンリは光麒を見上げながら問うと光麒はフワリと微笑んだ。
「私はテンリ様のお側にいたいのです。3年間も離れていると心配でおかしくなりそうですよ。地上界でも私を必要としてくださいますか?」
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