第4章 「蝶々」

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僕は、拓也と言います。 年齢は18歳。 いま、将来自分はなにがしたいかわからず、悩んでます。 夢のない人間はカッコ悪い。 目標、夢のある人間はすごく大きく見える。 自分は、何となく18年生きてきたから、夢なんてない。 この先どうなるんだろう。 ボーッと将来の事で悩んでいるとき、僕は、綺麗な蝶々が飛んでいるのをみた。 夏の暑い日。 窓を開けていたら、一匹の蝶々が入ってきた。 入ってきたのはいいが、なかなか出ていこうとしない。まあ僕は、蝶々くらい別にいいやと思い、気にはしていなかった。 それから何日か経ったある日。 とりあえず、仕事を探そうと僕は、職安にきていた。体力には自信があるが、募集されてる仕事は、大工、工事現場、牧場、またデスクワークと言っても僕には向いてない気がする。 そうやって様々な仕事に対して悪い先入観があり、なかなか仕事も決められない。そんな僕は、ダメ人間だ。
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