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「やっとレベルあがったよ」
そうルームで話すFOの男が一人。その男をみて笑うもう一人のFO。
光を反射する銀の髪に青みがかった緑の瞳。彼の名はKEIRUD。笑っていたもう一人は漆黒の髪に光輝く金色の瞳。彼の名は闇鴉。パイオニアで1、2を争うほどのテクニックをもつ男でもある。KEIRUDは闇鴉と昔からの知り合いだった。ずっとあこがれて最近自分も彼とおなじFOの道に進むことをきめたばかりであった。
ルームでだすことができる椅子に座り話をしていると、知らない人物からメールがとどいた。
「ん?だれだろ・・・こんな人しらないぞ???」
そう二人で首をかしげながらみてみるとそこには
『最近地上の森の様子がおかしい。どうか原因をつきとめてはくれまいか?by総督』
と書いてあった。
「そ・・・総督!?メールとかするんだな・・・」
KEIRUDは苦笑いしながらもボソリとつぶやきながらもしぶしぶルームを後にした。
「おかしいってどういうことだろう。さっき僕らがいったときなんともなかったよね?」
闇鴉はずっと考えていた。
「このあいだ、遺跡で馬鹿でかい化け物ものをみたという物がいたな・・・それとなにかかんけいあるんじゃないか!?」「ば・・・・化け物!?新種のエネミーか!!まだリコもかえってきてないっていうのに・・・」
リコとは総督の娘でありパイオニア1のハンターだった。
女であったが力が強くだれもがあこがれていた。
「リコが行方不明になってもう2ヶ月もたつな・・・」
闇鴉は冷静に考える。しかし森にいったいなにがおこったのか・・・まずそこからつきとめることにした。
「よし!薬かいこんでからいくぞKEIRUD!!」
店により薬をかいためた。マグのエサも買い準備万端。
テレポーションから森に入る。
まぶしいほどの太陽の光に木の葉がすけてきらきらしている。小川がながれていて蝶もヒラヒラととんでいた。
「ここはこんなに穏やかなのになぁ・・・まぁ、進むか。」
KEIRUDの独り言。確かにここは静か過ぎる。
少し歩くとガァー!!っという獣の声聞こえた。
二人はこぶしを強く握る・・・。
おそるおそるみてみるとそこにはブーマがいた。
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