†-出動-†

2/4
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「やっとレベルあがったよ」 そうルームで話すFOの男が一人。その男をみて笑うもう一人のFO。 光を反射する銀の髪に青みがかった緑の瞳。彼の名はKEIRUD。笑っていたもう一人は漆黒の髪に光輝く金色の瞳。彼の名は闇鴉。パイオニアで1、2を争うほどのテクニックをもつ男でもある。KEIRUDは闇鴉と昔からの知り合いだった。ずっとあこがれて最近自分も彼とおなじFOの道に進むことをきめたばかりであった。 ルームでだすことができる椅子に座り話をしていると、知らない人物からメールがとどいた。 「ん?だれだろ・・・こんな人しらないぞ???」 そう二人で首をかしげながらみてみるとそこには 『最近地上の森の様子がおかしい。どうか原因をつきとめてはくれまいか?by総督』 と書いてあった。 「そ・・・総督!?メールとかするんだな・・・」 KEIRUDは苦笑いしながらもボソリとつぶやきながらもしぶしぶルームを後にした。 「おかしいってどういうことだろう。さっき僕らがいったときなんともなかったよね?」 闇鴉はずっと考えていた。 「このあいだ、遺跡で馬鹿でかい化け物ものをみたという物がいたな・・・それとなにかかんけいあるんじゃないか!?」「ば・・・・化け物!?新種のエネミーか!!まだリコもかえってきてないっていうのに・・・」 リコとは総督の娘でありパイオニア1のハンターだった。 女であったが力が強くだれもがあこがれていた。 「リコが行方不明になってもう2ヶ月もたつな・・・」 闇鴉は冷静に考える。しかし森にいったいなにがおこったのか・・・まずそこからつきとめることにした。 「よし!薬かいこんでからいくぞKEIRUD!!」 店により薬をかいためた。マグのエサも買い準備万端。 テレポーションから森に入る。 まぶしいほどの太陽の光に木の葉がすけてきらきらしている。小川がながれていて蝶もヒラヒラととんでいた。 「ここはこんなに穏やかなのになぁ・・・まぁ、進むか。」 KEIRUDの独り言。確かにここは静か過ぎる。 少し歩くとガァー!!っという獣の声聞こえた。 二人はこぶしを強く握る・・・。 おそるおそるみてみるとそこにはブーマがいた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!