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「………」
カイはそんな少年を見向きもせずに扉を通り過ぎて中へと入っていく
そんな態度をとられた少年もそれが当然だと言うかのように何も反応せずにあとに続いた
中へ入ると正面にひときわ目立つ大きな机があり、そこの席にはセシアが座っていた
「おはようございます。冷血の」
「………」
昨日の光景は見る影もなく、セシアは敬語で話し、カイは無言で佇んでいた
「………」
「………」
二人の間に沈黙が流れた
「……ギルドマスター、早速ですが本題に入りましょう」
その空気に耐え兼ねたのかカイの隣に立っていた少年がセシアに向けて話しを切り出した
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