プロローグ

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故にいつしか少年は周りから天才と呼ばれるようになった 夫婦はそれを自分達のことのように喜び、少年を褒め称えた だがある日を境にピタリと少年は褒められなくなった 少年は人間という枠組みから外れてしまったのだ 天才から化け物に 周りは疎か両親でさえ少年に恐怖した 少年と話す者はいなくなり、そして少年の周りには誰もいなくなった
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