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出会い
青く澄んだ空…制服を着た少女はバス停のベンチに座って数枚の紙を見ている…するとバスが着き彼女は立ち上がった瞬間後ろから来た少年が肩にぶつかり手にしていた紙を落としてしまう。
少年「すいません…」
と彼女の紙を拾い初め、
少女「いえ…大丈夫です」と言いながら慌てるように紙を拾い集め…二人は急いでバスに乗り込む
ーーバスの中ーー
少年「ホントに大丈夫?」心配そうに見る
少女「はい…」笑みをうかべ答える。
少年「富谷女子(高生)[?]」
少女「そうです…」
少年「高原(タカハラ)敬二(ケイジ)…君は[?]」
少女「酒井美優(ミユ)…です」少し恥ずかしげに答えた
「次はトミヤ……」とアナウンスが流れる
美優はボタンを押す。
美優「私はここで…」と敬二に会釈をし、バスを降りる。
敬二は学校に向かう美優の後ろ姿を見つめた…
ー学校のチャイムが校舎内に鳴り響くーー
教室で鞄に教材をしまい帰りのしたくをする美優の肩を軽く叩き声を掛けてきたのは美優の親友野田あゆみだった。
美優はあゆみと二人で自宅近くまでたわいもない話をしながら帰りバス停
で二人は笑顔で手を振りながら別れた
美優はその足で図書館に向かった…
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