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少年がまわりをみても誰もいない。
少年「そらみみか…。」
少年はそうつぶやき。また歩もうとした。
「空耳なんかじゃなぃ!!僕はここにいる!!」
少年「君は!?どうしてこんなところに。」
少年を止めたのは………。あの猫だった。しかも言葉をしゃべっている。人間の。言葉を。
少年「なんでここに??」
猫「決まってるだろ。少年を助けに来たんだよ。」
少年「僕を??無理だよ。こんなに苦しいんだ。僕はもうだめなんだよ。」
少年はいつもの元気はなく。細い声でそうもらした。
猫「嘘だ!!」
猫はそういった
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