また会う日まで

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少年は走っていた。真新しい真っ白なじゅうたんに少年の足跡だけが残っていた。   少年「はぁはぁ……。わかった!!こうえんだ!!」   少年は公園へと走った。初めて友達と出会った思いでの公園。初めて友達と寝たあの公園。   少年「あった。あのランドセルだ。」   猫の家だったランドセルは雪で半分埋もれていた。ランドセルは触るとひんやり冷たかった。   少年「…………。まさか……!!嘘だろ。嘘だって、嘘だって言ってくれよ!!!!」   少年は叫んだ。ランドセルの中にはなにもない。誰もいない。あの猫はもう…。 しかし少年の目に…
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