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【横隔膜で作る揺れ】
まず横隔膜について、よく分からないという方は
『歌の教則本(基礎編)』
の腹式呼吸を一通り読んで下さい
ここでは横隔膜がどのような物なのかの説明は省略します
また腹式呼吸をしっかりマスターして真っ直ぐな声を出せないとビブラートの練習をしても意味が無いので先に腹式呼吸をマスターして下さい
まず『あー』でいいですので真っ直ぐにロングトーンをします
※ロングトーンとは、1つの音を長く真っ直ぐ延ばす事です
音程は自分の一番出しやすい音で構いません
次に手のひらをお腹のヘソの辺りに当てて、声を出しながらお腹を『グッ、グッ、グッ、グッ』と押してみて下さい
声が
『あぁあぁあぁあぁ』
となると思います
この時、音程が上下しないように気を付けて下さい
もう一度やってみますが、今度は途中で手でお腹を押すのをやめて下さい
そして、やめた後も同じように声が
『あぁあぁあぁあぁ』
となるように息を自分でコントロールしてみて下さい
この時に喉や肩を動かさないように気を付けましょう
出来ましたか?
出来たとしたら、その状態が横隔膜を使って波を作っている事になります
感覚が掴めるまでは、お腹を押したりやめたりを繰り返してみて下さい
慣れてきて手を全く使わなくても波が作れればOKです
ただし、この場合も『規則的』である事が大事なのでメトロノームなどを使って練習して下さい
また、1つの音で出来るようになったら音程を変えてみたり、波の速さを変えてみたりして下さい
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