3930人が本棚に入れています
本棚に追加
【喉で作る揺れ】
喉で揺れを作ると言っても実際にどうしていいかわかりませんよね?
では、どういった物なのかを練習法を交えながら説明したいと思います
まず準備として発声する時に注意する事として
①喉の奥の下側を広く開けるようにして下さい
アクビをする時のような感じです
上手く出来ない人は下の前歯の裏側に舌をつけてみて下さい
こうすると舌が自然に前に引っ張られて喉の奥下側が開きます
②慣れるまでは、オペラ歌手のように声を出して下さい
最近ヒットしている『千の風になって』の秋川雅史みたいな感じでもいいです
では実際に声を出しますが最初は『あ~』でいいです
ゆっくりでいいですから
『シドシドシドシドシ~』
の音程で声を出して下さい
※実際に出す声は『あ~』です
『ぁあぁあぁあぁあぁ~』という感じになると思います
出来ましたか?
喉がどんな風に動いているか確認しながら、もう一度今度は倍の長さで
『シドシドシドシドシドシドシドシドシ~』
とやってみましょう
ビブラートをやる上で特に重要なのが
『波が規則的である』
事ですので出来ればメトロノームなどを使って規則正しいリズムになるように練習しましょう
最初は普通に出来る速さで始めて、少しずつテンポを速くしていって下さい
この様に音程を上下させて声を揺らす場合は本来ビブラートではなく『トレモロ』と呼ぶのですが、ビブラートの一種と考えてもいいと思います
今は練習しやすいように
『シドシド…』と半音での上下で説明しましたが、実際に歌の中で使う場合は、もっと上下幅は狭く浅い波になります
最初のコメントを投稿しよう!