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冬がきた
一人では凍えて死んでしまいそうな
冷たい冬がきた
僕の体温は失ってゆくばかり
その冬は僕のこころを
侵していく
君が僕のこころから消えたから…
この冬はやってきた
君が残した記憶の雪が僕のこころ癒してくれる
それでも体温は奪われていくばかり
僕の中の君は優しい微笑みを浮かべている
そこに温もり求める僕…
でも、君はもういない
君はもう僕には振り向かない
君は僕を捨てたから
拾いになんて来ない
わかってる
でも、
それでも、僕は待っている
君が残した記憶眺めて
優しい記憶に包まれて
いつか冬が終わることを願って
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