4人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
ちょっと…!なんで電源が切れるの!?
さっきの歌といいもう訳がわからない!!
幽霊の類いじゃないよねー!?
内心怯えながら震える指先をボタンに運び、再び携帯の電源を入れる
けたたましい起動音と共に明かりが点り、電源が入った
ひとまず起動したことに安堵し、ほっと一息吐いたその瞬間
あの歌がまた流れだし携帯が眩しい程の光を発し始めたのだ!
思わず両手で顔を被いギュッと目を固く瞑る
それでも眩しくて目が痛い
な…なに!?何が起こったの!?
眩しくて何も見えない…!
『…十五夜お月様見て跳ねるー』
・・・光の洪水の中、その曲は止む事なく何回も何回も流れ続けたのだった・・・
最初のコメントを投稿しよう!