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・出逢い~序章~
ひろしの恋は、半年間で終わり、新しい恋が20年間続いたが、大切な人を失った。
きよみの恋は、半年間で終わり、新しい恋は長続きしなかった。
きょうこの恋は、半年間で終わらせ、新しい恋にすべてをかけたが、離婚で終わった。
この小説は、あるカップルの面白い出来事を、離婚してしまった旦那(源太郎)さんが、飲み屋で語ってくれた昔話です。
お酒の入った昔話だから、カップルの名前が、毎回違っています。
でも、話を聴いていると、20年間愛し合い、何故か離婚した旦那(源太郎)さんの思い出話に聴こえます。
旦那さん(源太郎)が、お酒を飲むといつもの口癖、
「俺の実家は、オヤジが有名人で、苦労した⁉」
から昔話、いつも始まります。
そして、村に同じ苗字の家が、7軒もあり、区別する為、家の屋号で呼びあったらしいです。
ちなみに、「源太郎」という屋号の農家の長男(跡継ぎ)に、生まれたとの事です。
私と旦那(源太郎)さんとの出逢いは、浦和市駅前の赤提灯のお店でした。
週末にいつからか、呑みあう仲になりました。
今夜も、いつもの口癖が始まりました。
©なっく企画㈲
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