2人が本棚に入れています
本棚に追加
『お爺さん…何で僕のお家…知ってるの?』
すると笑顔で答えてくれた。
「おまぃさんを、いつも見てるからじゃよ。毎日子供が一人で居るからのぉ~。気になって当たり前じゃ!」
今考えると…危ないな(笑) ス○ーカー?的な発言…(笑)
幼き俺…純粋過ぎるだろ。怪しめよ!(笑)
そんな答えを聞き、怪しむ事なく喜んで日が暮れるまで沢山話しをした。
あんなに沢山話しをしたのは生まれて初めてだった。内容なんて全く覚えてない。それ程夢中だったんだ。
辺りが暗くなり始め、お爺さんゎ話しを止め「そろそろ帰ろうかのぉ…」
そぉ言うと腰を上げ、また俺を抱き上げ歩き始めた。
勿論、帰り道も沢山話しをした。楽しい時間ゎすぐに終わる…。
施設の前につき…正直帰るのが嫌だった。
ご飯もお風呂も嫌い。
出来る事ならお爺さんと一緒に…。
恐らくそんな感じの感情をぶつけ、ワガママを言って困らせていたのだろう…。
ハッキリとした記憶ゎ無いけど、困った顔のお爺さんを覚えている。
数分粘って居ただろう俺ゎ…渋々施設へ帰って行った。
食事とお風呂を終えて、『明日は絶対に…遊びに行こう!』
謎の決意を胸に…眠りに付いた(笑)
最初のコメントを投稿しよう!