誕生と出会い

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『お爺さん…何で僕のお家…知ってるの?』   すると笑顔で答えてくれた。 「おまぃさんを、いつも見てるからじゃよ。毎日子供が一人で居るからのぉ~。気になって当たり前じゃ!」   今考えると…危ないな(笑) ス○ーカー?的な発言…(笑)   幼き俺…純粋過ぎるだろ。怪しめよ!(笑)     そんな答えを聞き、怪しむ事なく喜んで日が暮れるまで沢山話しをした。   あんなに沢山話しをしたのは生まれて初めてだった。内容なんて全く覚えてない。それ程夢中だったんだ。     辺りが暗くなり始め、お爺さんゎ話しを止め「そろそろ帰ろうかのぉ…」 そぉ言うと腰を上げ、また俺を抱き上げ歩き始めた。     勿論、帰り道も沢山話しをした。楽しい時間ゎすぐに終わる…。     施設の前につき…正直帰るのが嫌だった。 ご飯もお風呂も嫌い。 出来る事ならお爺さんと一緒に…。   恐らくそんな感じの感情をぶつけ、ワガママを言って困らせていたのだろう…。   ハッキリとした記憶ゎ無いけど、困った顔のお爺さんを覚えている。     数分粘って居ただろう俺ゎ…渋々施設へ帰って行った。   食事とお風呂を終えて、『明日は絶対に…遊びに行こう!』   謎の決意を胸に…眠りに付いた(笑)
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