あたしへのイジメ。

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「おはよ!てか、ひさ。」 「佳奈は変わってない!」 中学生になった私 岸本 佳奈 中学一年生 「てか、緊張してきたぁ。 新しい子も、入るし」 親友の真帆。おさなじみ。 「そうだね、楽しみ。」 教室に入ると、佳奈と真帆 に近付いてくる女子。 「初めまして!奈美って 言います、あなた達は?」 「○○小学校からきた 岸本 佳奈です。」 「佳奈ちゃんと、真帆?」 話しかけてきたのは 奈美だった、明るさが 印象に残った。 「佳奈と真帆はおさなじみ いいょねぇ。」 「真帆とは、親が知り合いで、ねっ!」 「うん、奈美って 好きな人とかいるの?」 仲良くなったあたし達は 入学式に友達になった。 「いるよ!でも、無理。 あたし、馬鹿だから~」 奈美は少し、笑顔なくした 「馬鹿じゃないよ、奈美は 明るいし、優しいもん。 うちらの親友だょ★」 「う、うん。ありがと。」 奈美は少し、笑顔見せた。 「真帆、トイレ来てぇ」 奈美はそれから、 あたしだけを避けるように 真帆にも、少しだけ。
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