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昨日はいつも通り、たわいもない事を話ながら眠りに就いた。就いたはずだった…。
しかし、目の前に繰り広げられた光景はいつもの様なものではなく、いつもとはかけ離れた光景が広がっている。
なんで…
「何で、お前小さくなってんの?」
「さぁ?」
まるで他人事の様にへらへらと笑うアイツに俺は口が引くつく。
何で、こいつはいつもこうなんだ?
「"さぁ?"じゃねぇよ。一体、何をしてそんな姿になりやがった」
「そんなの、知るわけないでさァ。朝、目が覚めたらこうなってたんでィ」
「はぁ…。原因不明かよ」
ため息を吐きながら頭を抱える。原因不明となっちゃ元に戻る方法も探し様子がない。戻るまでかなり時間が掛かってしまうと思う。
こいつが元のサイズに戻るまで、総悟に振り回されるんだろうと思い再び深いため息を吐いた。
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