究極なるハメ

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[久しぶり!] 俺は久々に会えた喜びから自然と笑顔になる。 [うん…久しぶり] 梓も笑ってた…が、なにかがおかしかった 無理して笑ってる… そんな気がしてならなかった。 [なんかあったのか?] […うん、ちょっと] 俺の問いかけに梓は下を向きながら悲しそうな顔をした。 […] […] しばらく沈黙が続いたときに梓が話だした。 […別れよう?] え?え?ちょっ、え? 意味わかんねぇなになに?なにがどうなってんの? 俺はやっと出てきた梓のセリフがあまりにも予想外で言葉がなかなかでない。 [な、なんで?] やっと出てきた言葉はこれだった。 [理由は…言えない] は?なんだよなんなんだよ… [もう、好きじゃない…のか?] [ちがう!] 梓はこの言葉にははっきり否定した。 [でも別れよう…バイバイ!] [ちょっ、おい!待てよ!別れたくねぇ!] 梓は走って行った。 俺が呼び止めると一瞬止まる素振りを見せたがいってしまった。
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