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『一緒に学校いこうぜ。』
『うんッ。』
誰もいない川原の道を二人で歩いたら、なんだか恋人みたいで・・・。
・・・なに考えてんだろ。
だから二番目なんだって。
私には大好きなヒロがいるんだから。
『沙良。』
不意に名前を呼ばれて顔を上げると
リクは私の手を握った。
『わぉ。』
『わぉってなんだよ(笑)』
『誰かが見てたらどうすんのよっ。』
でもこの時、
ホントは見られても別にいいて思ってたんだよ。
それでもリクは
『いいじゃんっ♪』
って笑ってた。
私は何度も錯覚した。
リクは私の一番なんじゃないかって・・・。
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