秘密関係

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ヒロを一人屋上に残し、学年室に向かった。                   なにするんだろ~。                    『失礼しますー。』                        ドアを閉める。 スースー。                      『・・・あ。』 そこには寝息をたてて眠っているリク。                    ・・・ちくしょー!カッコいいっ。                       サラサラの黒い髪の毛。 長いまつ毛。                    思わず触れてしまいたくなる。 そっとリクの頬に手を当てた。                    『!!!キャッ』                   唇が重なる。 こいつ・・・起きてたな!?                    『女の子に襲われたら俺もかっこわりぃ~からな♪』                    いつだってこいつは余裕だ。 だんだん熱くなる体。                    なんか・・・好きみたいじゃん。                   『・・・ッんで!仕事って何よ。』                   『あ~ないよ~。』 ・・・はひ?                     今なんと? 『俺♪性欲あがってきちゃってさぁ~♪』                      ーっ!・・・                     いつもと違うリクの笑顔。                     男の人の顔。                     わ・・わたし・・・ピンチかも!?
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