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『ちょ･･･リ･･･く？』
やばいって。
まじやばいって。
処女だって!!!
『ん？初めて？』
にっこり笑うその顔は悪魔だ。
スカートに手が入る。
･･･おぃおぃ。
まだ彼氏ともしてないんだぞ!?
『りく！ここ･･･学校だし！』
『関係ないじゃん♪』
いつだって余裕。
いつだってこいつのペース。
こういう強引なとこが････
嫌いじゃなかったりする。
でも･･･一応
怖いんだけど。
・・・・あれ？
リクの手が止まる。
『･･･どうしたの？』
リクはにこっと笑って
『沙良トイレ行ってきな♪』
・・・・へ？
心なしか嬉しそうにリクはニコニコしていた。
悪魔が天使に。
言われるがままトイレに向かった。
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