大嫌いなあなた

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『もちろんラブラブよ~。』                     『そうかそうか♪お父さんは悲しいよ・・・ウゥ』                     リクはほんと面白い。 『でもあんたが私にかまうからヒロ今日怒ってたんだからね!?』                      少しいじけたように言ってみる。 リクがなんか突っ込むのを待つ。                      ・・・あれ?                     リクを見るとリクは今まで見たことないくらい真剣な顔で携帯をいじってた。                     『・・リ・・・く?』                     『・・・心配スンナ。今彼女作ったから♪』                      ・・・!?                  『は?なんで?』 『お前の邪魔をしない為に。』                     いつになくさみしそうな横顔はなんだか私を悲しくさせた。                                           でも・・・この気持ち何なんだろう。
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