Step:1 始まり

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先生からの指導(説教)を終え、校舎をトボトボと歩く。 先生ってうざいなぁ… 先生の話を要約すると、受験モードの学生が沢山いる中でやる気のないカンジ全開のあたしは邪魔…だと。 あたしにどうしろと? やる気とか…ないもんはない。 窓から外を見ると、既に夕焼けが校庭を照らしていた。 綺麗… あたしはぼーっとそれを見ていた。 「紅山さん」 『は?』 どれくらい見ていただろうか。 ふと、背後からあたしを呼ぶ声。 あたしはゆっくりと振り向いた。
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