彼女という存在

8/9
前へ
/24ページ
次へ
……この頃、彼女の様子がおかしい。 前より、ベッドで寝る回数が多くなったのである。 寝て、起きて、寝て、起きて、寝て。 すぐに彼女の瞳には、暗闇が広がるのだ。 前は、僕を映す時間がとても長かったはずなのに。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加