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部屋に入ると美味しそうな匂いがした。
食卓には料理が並んでいる。
飛鳥「ご飯だー」
と言って一番に席に着いた。
母「早く座ってよ、冷めちゃうじゃない」
父「ああ」
悠飛「はーい」
二人は席に着いた。
食事が終わってみんなが部屋でくつろいでいると、
「コンコン、すみませーん」
と声がした。
父「私が行くよ」
と言って席を立った。
玄関には優しそうな顔をした青年がいた。
父「何のようですか?」
青年「宅配便です」
そう青年は言ったが何も持っていない。
しかもこの魔法の時代に宅配便何ておかしい。
父「何も持ってないじゃないですか」
と少し警戒しながら言った。
青年「……………何もいらないですよ」
父「何だって?」
青年「私があなたに届けるのは……………………死だ」
と青年は笑いながら言った。
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