―第1章―

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部屋に入ると美味しそうな匂いがした。 食卓には料理が並んでいる。 飛鳥「ご飯だー」 と言って一番に席に着いた。 母「早く座ってよ、冷めちゃうじゃない」 父「ああ」 悠飛「はーい」 二人は席に着いた。 食事が終わってみんなが部屋でくつろいでいると、 「コンコン、すみませーん」 と声がした。 父「私が行くよ」 と言って席を立った。 玄関には優しそうな顔をした青年がいた。 父「何のようですか?」 青年「宅配便です」 そう青年は言ったが何も持っていない。 しかもこの魔法の時代に宅配便何ておかしい。 父「何も持ってないじゃないですか」 と少し警戒しながら言った。 青年「……………何もいらないですよ」 父「何だって?」 青年「私があなたに届けるのは……………………死だ」 と青年は笑いながら言った。
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