―第1章―

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しばらく床に座りながら泣いていたが立ち上がり、家を出た。 外は雨が降っていた。 「ザァー……ザァー」 悠飛「……………さねぇ」 雨に声は掻き消された。 今度は大きな声で 悠飛「絶対に許さねぇ……」 拳をにぎりしめながら 悠飛「父さん達を殺したやつを………そんなやつがいるこの世界を………」 空を見て 悠飛「こんな世界…………俺が変えてやる!!」 力いっぱい叫んだ。 悠飛の目の色は元々は黒なのにその時の悠飛の目の色は銀になっていた。 ―次の日― 悠飛「父さん……母さん…飛鳥、俺行くよ…絶対に変えて見せるからみんなが笑って暮らせるような世界に…………」 悠飛は家を焼いた。 後戻りはしないと決めたから…………
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