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ゆとり教育とは、一言で表すと「個性を重視し、自ら学び自ら考える教育」です。70年代、過度な受験戦争や知識偏重の教育に危機感を持った教育者たちが「子ども教育にはゆとりが重要だ」と唱え始めたのがきっかけです。それから、知識を一方的に教え込む詰め込み教育から、子どもたちの個性を伸ばす「ゆとり教育」へシフトし始めました。
学習指導要領の変更に伴い、学校の先生たちの役目は、生徒に知識や考え方を教えるという「指導する立場」から、やりたいことや興味の発見と成長を「支援する立場」へと変わっていきました。そのため、ゆとり教育を受けた世代は、「やりたいことをやりなさい」「自分らしさを大切にしなさい」と促され続け成長してきました。
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