ゆとり世代に関するコピペ

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 「いま千代の富士でお茶している。今日はもう朝青龍だから」  これは、携帯電話で友人と会話している若手社員の言葉です。彼が何と言っているのか、お分かりになるでしょうか?  正解は、「体力と気力の限界で、喫茶店でお茶している(サボッてる)。だから今日はもう家に帰る」という意味だそうです。前半は、昭和の名横綱、千代の富士(現九重親方)引退会見での発言から、疲れ切ったことを表現しています。後半は、モンゴルへ勝手に帰国した朝青龍を自分にたとえ、上司の断りなく直帰することを指しているようです。 いま千代の富士でお茶している...  こんなユニークな発言をするゆとり世代の若手社員。4月に入社してきた1985年生まれを中心とする新入社員も、ゆとり教育を受けた世代です。彼らは、92年に小学校に入学しました。第2土曜日が休みになり、週休2日制度が段階的に導入され始めた年です。つまり彼らは「ゆとり教育」と呼ばれる教育しか経験していない初めての学年となるのです。  ゆとり世代の特性の1つに、「自分のやりたいことは何なのか」あるいは「自分らしさとはどんな形なのか」という自分(個性)へのこだわりを私たち以上に持っている点があります。ここにも、ゆとり教育の影響も指摘することができます。
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