記憶

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【伝える歌】 犠牲になった者の声 聞いて欲しいと願ったのに “国”と云う扉があり 少しも開くことはない けれど沢山の犠牲者達に 支えられ 開くことのない扉が 少しだけ、開いた 目を反らさずに 今目に移るモノばかりを 追い掛けるのではなく 振り返る先 そこに見えたモノ 嘆きの声に 耳を傾け 過ちを認め 忘れるコトなく 常に明日(未来)が 犠牲にならぬよう 過去の声を聴こう それが私達の責任 私達の義務 ちゃんと見ていこう 嘆きの声 嘆きの歌 そして奏でる 未来が失わないように 私達の声 私達の歌 伝える悲劇 私達の過去 一人の勇気
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