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『彩月さん…飲み過ぎですよ?』
「そう?女が男を口説いてもえーやん?」
『まぁ、特に問題はありませんが…後悔しますよ?』
「どうして?何かあると?」
『あと一週間もすれば、私は地元に帰りますので…』
彩月は寂しそうな目をして仁を見つめる。
「そうなんや…」
『でも今夜は付き合いますよ』
「ありがとう!じゃ改めて今夜の出会いに…」
『そうですね…』
二人は乾杯をした。
彩月は嬉しそうに二人の出会いにと言っていたが、仁は『今夜だけなら』と思いながら乾杯をした。
「叔父さ~ん!おかわり!ビールとつまみをじゃんじゃん持ってきて!」
「さっちゃん、そげん飲むと明日の仕事にひびくとよ?」
「大丈夫!大丈夫!明日は休みやもん!今日は飲むの!」
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