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それは、小学生五年生の時に突然やってきた。
いつも通りに学校の準備をしていた時である。
母「けん、話しがあるからちょっときて。」
賢治「うん。」
母が突然、声のトーンを低くして、俺を呼んだ。
最初は、何だろうと思ったけど、すぐに何なのかわかった。
母「あのね…」
いきなり母は、言葉を詰まらせ、涙目になった。
賢治「お母さん?」
最初は、いきなり、鳴き始めて、すごく心配したけど、母が大丈夫と言ったので安心した。
間を空け、母は続けた。
母「離婚することになったの。」
賢治「えっ⁉」
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