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エレン「中は…綺麗だな…」
エレンは周りを見渡して思った。
男「お前…何者だ?」
一人の男がエレンに向かって言ってきた。
男は、酒を飲んでるみたいで顔も赤い。
エレン「何者…?」
男「お前のような奴見かけねぇしな…ついでに昔の戦闘服を着る者なんざ見たことねぇ」
ギルドにいた者、全員がこっちを向く。
エレン「………」
どうすっかな…紅蓮の炎帝です…何て言っても信じねぇだろうしよ…。
エレン「あ~…」
とエレンは言葉につまる。
男「その戦闘服と赤い髪。お前が紅蓮の炎帝様なわけないしな…」
ん…?!紅蓮の炎帝様?
エレン「紅蓮の炎帝は、生きているのか…?」
信じられないように言う。
男「生きているらしいぜ?何だか封印されてたようだが…冷徹の風神様に聞いた話しだからな…」
エレン「冷徹の風神!?」
な…生きて…る?
エレン「その話し聞かせてくれ!」
男「やだね…何処の奴か分からない奴に言われたきゃねぇ…」
男は、怪しい目でエレンを見ていた。
エレン「チッ………」
そう言って戦闘服のポケットを探り始めた。
エレン「確かこの変に…」
ポケットの中でエレンの手に何かが触れた。
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