79人が本棚に入れています
本棚に追加
般若心経の中で度々出てくる【舎利子】[シャーリーシー]さんは【仏陀】[ブッダ]さんの一番弟子だそうです。
沢山の弟子を目の前に仏陀は舎利子ひとりに対して話しかけるかのように弟子全員に説教を始めます。
これが般若心経の背景です。
『よいか?舎利子よ‥』
【般若波羅蜜多心経】[ハンニャーハーラーミーターシンギョウ]とは真心の言葉『真言』のこと。
ここで言う【観自在菩薩】[カンジーザイボーサー]とは悟りを開く前の仏陀‥お釈迦様(同一人物)を指しています。
菩薩は仏様の位の事で【如来】[ニョライ]【菩薩】[ボサツ]【明王】[ミョウオウ]の順になっています。
菩薩を極めればすぐにでも如来になる資格があるのですが、お釈迦様はそれをしませんでした。
それは何故か?
菩薩の仕事は人々の不安を取り除く事で、如来(人と接することが出来るのは菩薩まで)になってしまうとそれが出来なくなってしまうからです。
仏陀(悟った人)さんは全ての苦痛から解放されるように真心から、お弟子さんたちに『私はこういう修行を積んで悟りを開いた』と説教します。
そして最後に、『舎利子!悟りの境地に【羯諦羯諦】[ギャーテーギャーテー]‥行こう!行こう!』と仏陀さんは、そう言っているんですね。
※原文には携帯電話の漢字コードに無い文字が含まれており、本文では当て字を使用。
これによる写経の質の低下は無いものと考えております。
御了承下さい。[垂罫顛]
最初のコメントを投稿しよう!